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日本マンション学会 関東支部集会後セミナー

日付 令和7年3月30日

時間 14時~16時30分

研修場所 TKP秋葉原カンファレンスセンター(秋葉原駅5分)

講師 弁護士 内田  耕司先生(日本マンション学会 関東支部長)

 

【テーマ】『間近に迫った区分所有法改正』

 

令和7年の法改正の講義

下記1~5が全て改正される予定です

  1. 区分所有法
  2. 被災マンション法
  3. マンション建替え等円滑化法
  4. マンション管理適正化法
  5. その他の関連法規

 

昭和58年、平成14年に続く23年ぶりの大改正

 

改正点の中でも、司法書士としては、所有者不明専有部分管理制度、管理不全専有部分管理制度、管理不全共用部分管理制度が興味深い部分であり、

 

特に創設される管理不全共用部分管理制度は、共用部分の管理不全の際に管理人が選任される制度

専有部分の管理不全のみならず、共用部分の管理不全にも対応できます

 

また、他に創設された制度として

・区分所有者が国内に住所・居所を有しない際に、管理事務を行う者を選任する⇒国内管理人制度

(不動産登記でも似たような制度が出来たばかり⇒国内連絡先の制度)

 

議論の中では、急増する外国人オーナーへの様々な対応に苦慮する管理組合が多いようです

 

 

司法書士の区分所有法改正の研修とは違い、

マンション管理士の研修は、管理組合からの視点で学ぶことができ、貴重な知識を得ることができました